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江藤塾

釣り人のための新時代へ!
マナー向上と共に未来を守ろう!

Roy
Youtube動画、Web制作担当

江藤 文人
塾長
釣り歴(遊びも合わせ) 40年
主にサクラマス・ヒラメ・イカ・マグロ・サケを追いかけ北海道中を駆け巡ります。

河口付近に設置されている『標柱』の目的はそれぞれ違う

河口付近に設置してある標柱は「河川海面境界」の標柱ではない

河口付近に設置されている標柱を目印に、さけ・ます釣りを行う人がいますが、その標柱をよく見てください。
実は、「河川海面境界」とは記載されておらず、別の内容が表示されています。

例に風烈布川にある標柱です。
記載内容は「資源保護水面 (基点ロ)」です。

資源保護水面について

資源保護水面は、「水産資源保護法」に基づき、農林水産大臣が指定した水域であり、水産資源の保護を目的としています。
特に、魚類や水生生物の生息環境を守り、持続可能な漁業と生態系の維持に寄与しています。

宗谷の水産(4).pdfより引用

北海道・風烈布川に設置されている標柱について

水産資源保護のために特定区域を示す標柱が設置されています。以下の基点に基づいています:

基点ロ: 枝幸郡枝幸町字風烈布1208番地1
(フーレップ川左岸)

基点イ: 枝幸郡枝幸町字風烈布1番地1
(フーレップ川右岸)

設置された標柱は「川と海の境界線」を示すものではなく、特定区域の管理と資源保護の範囲を示しています。
これにより、資源保護水面であることを視覚的に分かりやすくしています。

北海道・古平川河口の標柱

古平川河口付近に設置してあった「河川海面境界」標柱は取り外されて、現在は境界線をお知らせする看板が設置されています。
※以前設置されていた標柱の境界線とは違う場所が境界となっています。

川と海の境界は左岸と右岸の結んだ線です

現在河口付近に設置されている標柱は
「建設」に関する物です。

↑この標柱を「川と海の境界線」の標柱と勘違いしている方も多いと思いますが、全く違います

この認識を持たずに釣りを行うと、知らず知らずのうちに禁止区域での採捕を行ってしまう可能性があります。
標柱の表示内容をしっかり確認し、適切な場所での釣りを心がけてください。

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